2009年10月27日

柳宗悦と現代

いやいやいや。
最近、他の媒体が楽しくなっておりまして。
コチラがお手隙になっております。
ハイ。
すみません。

先ずは
柳宗悦生誕120年記念シンポジウム
柳宗悦と現代

司会進行役に松岡正剛氏。
この方ったら素晴らしくクレバー!
右へ左へ話しが大きく動き、
独自の世界観から解き放たれるパネラー陣の話を
上手に纏め、噛み砕き、エッセンスを加え、
様々な出来事を引用し、
解り易く解説するその手腕たるや!
いやあ、驚きました。
天才って違うぅ。

あ、肝心のシンポジウムですけれど。
柳宗悦さんの人となりを存じないまま聞いたので、
どの話も新鮮で楽しかったです。
「不二ナラズ」「直感」「自然」
「南無阿弥陀仏の世界」「事と物」
「ものを通した平和主義」
このようなテーマが次から次ぎへと繰り広げられ、
まあ、博学な方々だなぁと感心することしきり。


でぇもぉねええ。
柳宗悦の提唱した美とは何か
ということを模索なさっていたのだけど、
そんなコトは頭で考えていたって理解できないだろうし、
だから柳は素晴らしいモノを集めて
私達に体感できるようにしたのではないですかっ。
と思ったのですけれども。
博学者は論理的に理解なさりたいのでしょうねえ。
それには限界があるのではないかな
と感じるのですが、、、
如何なのでしょう。


シンポジウムの閉会のご挨拶の中で、
日本民藝館の館長さんが、
 柳宗悦は「論より見」とおっしゃっていた。
というようなお話をなさいました。
やっぱりそうですよねっ!
頭で考えてばかりいるのではなく、
心の目で見て感じるのが
そのモノのエネルギーを感じ取る
一番の方法だと思います。
美しいものは有無を言わさない
純度の高い静やかさを湛えていて、
それを魂で感じようとしないなんて、
そんな勿体無いことはないですもの。
posted by emitou at 18:30| Comment(0) | 芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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